武蔵野美術大学通信卒業生からの口コミ体験談

武蔵野美術大学造形学部油絵学科日本画コース

短大を卒業して社会人をしていましたが、子供の頃から好きだった、「絵を描くこと」を諦められず武蔵野美術大学通信教育2年生に編入しました。

東京で通いやすかったのと、多様な開講科目に惹かれたのも、理由のひとつです。受験は審査のみで、特に対策することはありません。

武蔵野美術大学のスクーリング

年間に何度も吉祥寺校と鷹の台校に足を運ぶことになります。

その都度、ホテル、ウィークリーマンション、親戚の家等を使い分けながら滞在しました。

生徒の年齢層は幅広く、ひたすら制作に打ち込める環境が整っています。

単位の取得方法

レポート・科目試験・実技・スクーリングでそれぞれ単位修得をします。

レポートは、課題に沿って2000字の論文をクリアした後、試験を受験出来るので、どの科目にも深い理解が必要となります。

よって一科目につき10冊程度の関連書籍を読みながら、内容の近い科目を(日本美術史と日本美術論など)を平行して仕上げていくスタイルで勉強しました。

また実技・スクーリングは、美大ですので、とにかくやってみたいことを全力でやりきった、の一言に尽きます。

先生が素晴らしい

先生方は皆、アートの第一線で活躍されている方ばかりです。

そのような一流の作家の制作、姿を見ながら学べるというのは、またとない機会であったため、卒業してからも大切な財産となっています。

先生方は、一貫してものを生み出すことに妥協のない人達であるため、生徒への指導にも熱量が感じられます。

時には厳しいことを言われたりすることもありましたが、求める質が高いがゆえの厳しさであり、卒業制作に辿り着いた時、その真意がわかります。

お金と時間のやりくりが大変

フルタイムで働きながらの在学でしたが、スクーリングや試験のために仕事を休んでいる間はお金が稼げないし、働けば学校に行けない、という二重苦でした。

仕事を休むのには限界があるため、結果スクーリングを受けられずに年度をまたぐことが何度もあり、四年制大学でしたが、九年も在籍してしまいました。

もちろん毎年、授業料は払わなくてはなりませんし。

単位修得がままならず、学費を支払うためだけに在籍していた時もありました。

美大に興味があるはぜひ入学しよう

もし、絵を描いたり、ものを造ったりすることが好きで、学んでみたいと思っているなら、是非にと言いたいです。

近所のカルチャースクールに行くのもひとつの方法だと思いますが、美大で学ぶことで、より深い知識、経験を得られることは間違いないです。

そこには、職業も年齢もバラバラなのに、同じ「好き」を持った仲間が全国から集まります。先生も含め、本気な人達の集団です。

楽してクリアできる科目はあまりありませんが、必ず人生の糧となる。そんな大学です。

画家になりました。

武蔵野美術大学通信・在学中からの仕事をそのまま続けながらですが、画家として活動をはじめました。

最初は小さなギャラリーでグループ展を開いたところから、現在は大きなチャンスを頂いたこともあり、東京都美術館での企画展示も実現させました。

自宅の近所にアトリエを借り、最大で五メートル強の作品を描いたりしています。

展示をして、作品を販売したり、オーダーを受けて制作したり、時にはお店の包装紙やカレンダー等、印刷物の原画を描かせて頂いたりしています。

武蔵野美術大学造形学部油絵学科日本画コース卒業生 30代女性の体験談

武蔵野美術大学通信教育課程コミュニケーションデザインコース

武蔵野美術大学通信教育では興味のある範囲だけでなく、芸術全般に関して総合的に学べると思ったからです。

また、主なスクリーング会場や科目試験の会場が東京のため、自宅から通学する際の交通の便がそれほど悪くない面も、この学校を選んだ理由のひとつです。

武蔵野美術大学のスクーリング

スクーリングの頻度は自分が選択した科目によるため一概には言えませんが、基礎系の必修科目はスクーリングが必須のものがほとんどでした。

キャンパスは東京都の中央線の沿線が多く、駅から離れている場所もありますが、電車と徒歩、時々バスも利用してで通学していました。

生徒の年齢層は幅広く、下は18歳から、上は定年退職後の方もいました。科目によって差はありますが、自分の考えを表明してそれに対する意見を取り入れ、完成したものを発表する、という自宅ではできない勉強方法が多いと感じました。

武蔵野美術大学の単位取得方法

単位の習得方法は科目ごとに異なり、大きく分けると以下の4通りでした。

・スクーリングへ出席し、課題を提出して合格する
・スクーリングに出席の上、後日課題を提出して合格する
・レポート、もしくは課題を提出して合格する
・レポート、もしくは課題を提出の上、後日科目試験に合格する

ごく一部の科目では、インターネット上で授業とテストを実施していました。

自分は仕事をしながらの在籍であったため、主に平日の夜と休日を勉強時間にあて、自宅でこつこつと積み重ねていきました。

幅広い視点を持って勉強ができるのでよかった

入学前は、芸術というと何か素敵なものをデザインして作り出すことを求められると思っていましたが、「デザイン入門」という一番最初の基礎の授業で、「目の前にあるもの全てがデザインである」ということを教わりました。

自然はもちろんのこと、一見シンプルな実用品であっても、その目的を滞りなく達成するために工夫されて作り出されたものであることに、改めて気づかされました。

なんとなくおしゃれな感じではなく、すべての要素に対して理由を説明することを求められるため、物事を多角的に見るようになり、視野がとても広がったと感じています。

自分の考えについて、説明を求められるので大変

与えられた課題に対して、なぜその答えを出したのかというところを、相手に理解してもらうことを求められます。

どんな要素にも必ず理由があり、見た人が納得できなければ認められません。

例えば、注意をひきたい部分に赤色を使った場合、なぜ注意を引く必要があるのか、他の色ではなく赤色が一番目立っているのか、注意をひくことが目的ならば他にもっと良い方法があるのではないか、と問われます。

それぞれの問いに対して、理論的に説明ができないと、合格にはならないのです。

武蔵野美術大学はこんな人におすすめ

何かを作り出すにあたっての考え方を学ぶことができるので、自分を深めたいと思っている人には強くおすすめします。

クリエイティブ系の仕事でなくても、ものの見方や考え方を身につけることは、生活していく上で非常に役立つと思います。

デザインの方法など、手段を学びたいのであれば専門学校や独学でも可能だと思います。

また、単純に学位が欲しい場合は、オンライン上で完結する大学を選んだ方が良いと思います。スクーリングの交通費などをはじめ、課題作成のための材料費や郵送費用などの出費がかさみます。

副業に役立てています

武蔵野美術大学では資格などは取得していませんが、在学中からの仕事は続けながらも、自宅で開業をして仕事を受注しています。

勉強をしていた時間がそのまま仕事をする時間にスライドした形なので、負担なく副業ができている状態です。

一番大きい収穫は、それまでは想像もしなかった人の優しさや智慧に気づくことができるようになったところです。

使いやすい道具に対してなぜそう感じるのかを考えると、気づかないような細かい部分に工夫が凝らされていたり、緻密に計算されて作られていたりして、そこに気が付けるようになったことで、より豊かな生活が送れていると実感しています。

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